ブックハンティング(リクエスト) ★学生が選んだオススメ本★ |
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![]() ![]() リクエスト書評(2009年度〜2011年度) ★文学・文芸書系★
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悪童日記 / アゴタ・クリフトス著 堀茂樹訳 | 電子制御工学科2年 | 2010年3月31日 | |
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ファミリーツリー / 小川糸著 | 物質工学科4年 | 2010年3月2日 | |
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食堂かたつむり / 小川糸著 | 物質工学科4年 | 2010年3月2日 | |
話は,同棲していたインド人の恋人に,家財道具,貯めていたお金,ちょっとずつ買い集めていた調理器具,さらに今は亡き祖母と一緒につけた梅干しすら持って逃げられてしまい,ショックで声が出なくなってしまった倫子さんが,唯一残った祖母の形見のぬか床だけを抱え,仲が良くない母がいる故郷へ帰り,お客さんは1日1組,何が食べたいか,家族構成などを聞いてメニューを決めるという「食堂かたつむり」を始めるという話です。 |
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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 / 辻村深月著 | 物質工学科4年 | 2010年2月25日 | |
この本を読んだ時,単なるミステリー小説ではなく,日本の女性の生き方そのものについて,深くつきつめられて書かれているものであると感じた。 |
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線 / 古処誠二著 | 物質工学科4年 | 2010年1月28日 | |
この本は第二次世界大戦時のニューギニアで戦争に関わっていた日本兵達の姿を描いた短 編集です。日本兵ひとりひとりの視点から、彼らが体験した戦争 の大局にはおそらく関係しな いような個人的なできごとが丁寧に描かれています。この本からは戦争の意義や当時の思想 への批判、戦争反対のメッセージなど ではなく、当時の人々は何を思って戦争に参加し、とき に敵に向かっていったり病気と闘っていたのかが伝わってきます。戦時中に生きていた人々の ことがより身近に感じられ、彼らの気持ちを想像することができると思います。それにより今まで とは違う視点で戦争というできごとを捉えられる、そんな小説だと思います。 |
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大人になる前に身につけてほしいこと | 機械工学科3年 | 2009年12月25日 | |
書いてあることはごく当たり前のこと。この本で新しく知ることは少ない。しかし改めて気づか されることばかりである。当たり前のことが当たり前にできていないことばかり。中高生に対 して書いてあり、難しいことは何も書いていない。読んでいると共感できることばかりで、すべ て身につけたいと思えること。大人になる前に是非この本を読んでほしい。きっと自分の理想 の大人になるヒントが見つかるはずだ。 |
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DDD : Decoration Disorder Disconnection / 奈須きのこ著 | 電気電子工学科4年 | 2009年12月13日 | |
"奈須きのこ"と聞いてピンとくる方も多いのではないでしょうか?もしくは『Fate/stay night』 『月姫』あるいは『空の境界』の作者だよと言えば へ〜と頷く方も居ることでしょう。まあ、知ら ない方は全然知らないでしょうけども。 彼の作品の特徴はその独特の世界設定と、それを司る型破りな文章にあります。実は上記 三つの彼の作品には共通の世界設定を持っていたのですが、今回推薦文を書かせていただく 『DDD』という作品ではまた新たな世界を創造しています。そうはいっても非常に"ナスキノコ臭" がプンプンする作品です。いやぁ、全くもって読み難い文章ですよ。それは彼の短所でもあるの ですが、それを長所に変えてしまうのが彼の凄いところ。上手い文章では無くとも、凄く巧い文章なんですよね。 「それは骨の軋む幽(しず)かな夜。花開くような、美しい命の音。」 上の文は本書が謳う一節ですが、貴方はどのような印象を持たれましたか? |
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新世界より / 貴志祐介著 | 物質工学科4年 | 2009年10月23日 | |
貴志祐介の「新世界より」は「呪力」と呼ばれるサイコキネシス(PK)のような力を持った今 |
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ギルガメシュ叙事詩 | 機械工学科1年 | 2009年9月24日 | |
僕がこの物語を読むきっかけは、最古の文学作品を読もうと思った為です。何故それを知ったかといえば、Wikipedia |
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新編流体の力学 / 中山泰喜著 | 電子制御工学科5年 | 2012年3月1日 | |
流体力学の難しさは、色々な現象ごとに式が出てきて、覚えるのが大変なことだと思います。 この流体力学の本は図を多く使って現象を説明し、それに対応させるように式が出てくるので、 現象を想像しやすく現象と式のつながりが学べます。 内容は普通の流体力学の教科書で出てくる水力学や流量の測定、理想流体の流れだけでなく、 圧縮性流体の流れや数値流体力学、流れの可視化まで幅広く載っているので、わからないことをサッと調べるのにも便利です。 |
はじめてのParaView : 高度なグラフやアニメーションを描くオープンソース・ソフト / 林真著 | 電子制御工学科5年 | 2012年3月1日 | |
ParaViewはデータをグラフやアニメーションの形で可視化するオープンソースのソフトウェアです。 そうした意味では敷居は低いのですが、いかんせんオープンソースのソフトウェアは操作体系が玄人志向であることがままあります。 この本はParaViewの操作法を日本語で解説してくれる珍しい本です。 現時点ではあまり普及していないソフトウェアではありますが、流体の数値計算を図表化する際に検討してみるのも悪くないと思います |
これからはじめるWebデザインの本 / ロクナナワークショップ著 | 制御情報工学科2年 | 2012年2月16日 | |
「Webデザインの本」はこれからWeb関係をやっていこうと思っている人向けの、導入本です。 HTMLやCSSについてや、Webサーバーのことなどについて様々なことについて浅く深く書いてあります。 イラストなども多く、初心者でもわかりやすくなっています。 この本を読んだ後は、同社の「デザインの学校」シリーズを読むことをお勧めします。 |
科学アカデミーと「有用な科学」 : フォントネルの夢からコンドルセのユートピアへ / 隠岐さや香著 | 電気電子工学科4年 | 2012年2月1日 | |
十八世紀の科学を、フランスや、イギリスの科学アカデミーという立場から詳しく解説した、歴史の専門書です。 現代における科学の「有用性」とは一線を画した、当時の科学の「有用性」が具体的な例と共に時系列順に解説されています。 特に科学の確実性を論ずる上での確率論は、現在にも通ずる物があり、一読の価値があります。 |
これならわかる二次元NMR / 福士江里, 宗宮創著 | 物質工学科5年 | 2011年12月14日 | |
購入のきっかけは2次元NMRを主として解説する本が少なく、一冊そのような本が欲しかった為。 本書のよいところははじめて2次元NMRを使用する人にもわかるように書かれている(但し、NMR基礎知識は必須)。 また、コラムなどにより親しみやすいように工夫されているのも特徴といえると思う。 最後の辺りで演習問題や本書で足らない部分を補う為にどの書籍がよいかなど次の勉強に繋がり易いのも本書のよいところである。 |
LabVIEW画像計測入門 / 橋本岳, 山本茂広, 浦島智著 | 電子制御工学科5年 | 2011年11月15日 | |
LabVIEWは グラフィック型言語によってプログラミングすることのできる開発環境であり、主に計測・制御等に用いられています。 また、電子制御工学科 の4年次の工学実験にも取り扱われています。この本はLabVIEWを 用いた画像処理について、細かく書かれており、 プログラム等も掲載されています。プログラム等が苦手な人にとってもグラフィックなプログ ラミングであることから、 非常に理解しやすいと思います。 卒業研究・工学実験などで画像・動画から定量的な情報が取得したいときに非常に 役に立つと思うので是非読んでみてください。(242文字) |
暗号技術入門 : 秘密の国のアリス / 結城浩著 | 電子制御工学科5年 | 2011年10月10日 | |
皆さんはインターネットを介して取引をしたことがありますか。 もし経験があるなら、その時にきっと「不特定多数の他人に知られたくない情報」を扱ったことでしょう。 例えばクレジットカードの番号、住所、電話番号などが挙げられます。 この本では、盗聴してそれらの情報を盗み取ることができるインターネット上で、 それらを安全に受け渡す方法である暗号などについて書かれています。 内容は、暗号の概要・歴史から始まり、現代使われている暗号技術(AES,RSAなど)、 認証技術(ハッシュ関数,電子証明書など)、周辺・応用技術(乱数,鍵,SSL/TLS,PGPなど)です。 授業で習うものと比較してかなり深いところ(RSA公開鍵暗号,Diffie-Hellman鍵交換の簡単な原理など)まで踏み込みますが、 わかりやすく書かれているので十分理解できます。非常に面白い本だと思います。 |
現象学ことはじめ : 日常に目覚めること / 山口一郎著 | 機械工学科2年 | 2011年9月13日 | |
現象学について知りたいと思った為、リクエストしました。 日本には西田幾太郎という哲学者がいて、その人から現象学が広まりました。元々カントという哲学者の研究が行われていた為、現象学が広まりやすかったと言います。そこで、日本には現象学について書かれた本や、その祖であるフッサールの訳書が多いです。本書もその一つと言えるでしょう。 この本は簡単に、解りやすい様に書かれています。然し、現象学について知りたいと思った人は、竹田青嗣という人が書いた本を読むといいと思います。本書も竹田青嗣の後だと、より解りやすいです。 こういった本を読むと、難解な事で有名なフッサールの書も理解し易くなると思います。自分は、主観的認識と対象の一致の保証は無い。そして、科学の威力は凄まじい。理解したという確証は無い。然し、言葉は流通し、科学理論は健全である。といった事態について知りたいと思っていました。その参考になる様な本でした。 |
フッサール : 起源への哲学 / 斎藤慶典著 | 機械工学科2年 | 2011年9月13日 | |
この本をリクエストしたのは、現象学について知りたいと思ったからです。 現象学は哲学の一分野で、難しい事が知られています。その為、理解する手掛かりとなる書は多く出ていて、これもその一つです。然し、解りにくい事、難しい所も多かったです。読者にもその度合いはよりますが。本書は著者の考えが述べられてもいます。 著者は世界が現象しなくてもよかったのではないか、という問いに挑んでいます。又、デリダ(現象学から派生したポスト構造主義という考え方の代表的哲学者)についても本を出しています。然し、本書ではデリダも批判してます。然し、著者がデリダに負う所は少なくないと思います。現象学について知りたいと思っている人には一読をお薦めします。数学好きな人にもです。本書冒頭では、恐らくとっつき易いように、フッサールが鈍重だと表現されていますが、数学の天才で、その分析力の高さには、驚嘆すべきものがあります。 |
Characterization and design of zeolite catalysts : solid acidity, shape selectivity and loading properties / Miki Niwa, Naonobu Katada, Kazu Okumura | 物質工学科5年 | 2011年7月19日 | |
この本をリクエストした理由は卒業研究でゼオライトを扱うからである。英語で書かれているが、物質工学科で4年生までに学んだ総合英語や科学英語の知識があればだいたい読める。 内容は固体酸などのゼオライトの特徴や過去現在でどのようにゼオライトが使われているのか、各ゼオライトがどのように違うのかなどを実験のデータを含め、詳しく解説している。今まで講義でゼオライトのことについて習ってこなかったので、とても役に立った。今年度卒業研究をやっている間はこの本のお世話になると思う。 ゼオライトに興味をもち、どのように知識を得ればいいか迷った時はこの本を読むことをお勧めする。 |
Prototyping lab : 「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ / 小林茂著 | 制御情報工学科2年 | 2011年6月16日 | |
この本はArduinoというマイコンを用いた電子工作について書いてあります。 Arduinoは比較的簡単なマイコンなので、初めての人にはおススメです。 内容は主にそれぞれの項目が「レシピ」となっています。 作品を作るために必要なレシピをピックアップして組み立てるというニュアンスです。 また、レシピは入力、出力、データ処理などと分類してあるので分かり易いです。 しかしこの本では本格的な回路を組んで行うということがなく、 センサ単体でモータだけでなどばかりなので注意が必要です。 やりたいことの解決法が見つからない場合ぜひ読んでみてください。 |
スバラシク実力がつくと評判の常微分方程式キャンパス・ゼミ : 大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる! / 馬場敬之, 久池井茂著 | 機械工学科5年 | 2011年5月30日 | |
常微分方程式は、工学でも多く使用するため、大学編入でも多く出題されます。しかし、正直なところ学校の教科書だけでは理解しづらいだけでなく、範囲も狭く、編入勉強を網羅すことはできません。そこで紹介したい一冊が、マセマ 常微分方程式。高い評判のマセマだけにとても分かりやすく、ベルヌーイ、リッカチ、完全微分形、微分演算子…を丁寧に教えてくれます。編入以外にも、授業の理解を深めるためにも使える良書です。 |
スバラシク実力がつくと評判の複素関数キャンパス・ゼミ : 大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる! / 馬場敬之, 高杉豊著 | 機械工学科5年 | 2011年5月30日 | |
マセマ出版の良いところは、公式の証明を丁寧に行ってくれていて身に付きが良いということです。そのため,主要大学での売上が一番良いだけでなく(生活協同連合東京事業連合調べ)編入のアドバイスを行っているインターネットサイトも評判になっています。 複素関数は4学年で行いますが、担当の先生の意向によってはベクトル解析の講義をする先生もいます。私はベクトル解析とフーリエ変換でした。しかし、私の編入希望大学では複素関数が出題されます。(有名大学では多く出題されます)そのため、私はこの本を頼りに基礎を学んでいきたいと思います。きっと一度手に取ったら、全シリーズを読みたくなるはずです。 |
はじめて出会う心理学 / 長谷川寿一 [ほか] 著 | 物質工学科2年 | 2011年4月5日 | |
この本は、心理学の入門書として書かれており本格的な心理学を基礎から体系的にしっかりとみにつけることができるようになっています。 高専生だから心理学などは関係ないという風に考える人も多いかとは思いますが、脳の機能を調べたりするのも心理学の一つの分野であり、人工知能なども心理学とつながります。一つの分野に特化するということは素晴らしいことではありますが、様々な分野のことを広く知ることができれば自分の専門への見識ももっと深まると思います。ぜひ一度手に取って読んでみてください。 |
ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術/ 平山尚著 | 機械工学科4年 | 2011年1月27日 | |
プログラミングという技術を、現役ゲームプログラマがゲーム開発という視点で解説した一冊。作者は現役のゲームプログラマなので、解説がゲーム開発に直結するようになっています。なので、授業で教わるようなプログラミングとは全く違った技術を学ぶことができます。 内容はC++で書かれており、調べながら読み進める必要があります。ですが、解説の文章は作者の人間味に溢れ、まるで隣で教えてもらっているような気になります。また、ゲーム開発において技術者は何を考えて行動しているのか、という部分にも触れているので、参考になります。 全850ページほどもあり、これだけでも読むのが大変です。しかし、それに見合った内容となっており、基本的な技術ならこれ一冊でも学ぶことができると思います。現役プログラマが解説している貴重な本ですので、ゲームプログラミングに興味のある方はおすすめの一冊です。 |
詳細OpenCV : コンピュータビジョンライブラリを使った画像処理・認識/Gary Bradski, Adrian Kaehler著 | 電子制御工学科4年 | 2010年9月30日 | |
現在OpenCV(コンピュータビジョンライブラリ)はさまざまな分野で使われている。この学校のD科の授業でも数字認識を行う目的でMIRSに使用されている。 この本はそのライブラリの開発者が書いた本の邦訳版であり、内容も充実している。関数や構造体の説明・解説だけでなく、画像処理のアルゴリズムの解説もある。難しいがレファレンスとしても使えるので、OpenCVに触る機会があるなら読んでみた方がよいと思う。 なお、OpneCV1.0を対象としているので、その点は留意した方がよいかもしれない。 |
細胞の分子生物学 / Bruce Alberts [ほか] 著 | 物質工学科4年 | 2010年7月5日 | |
分子生物学はその学習範囲が非常に広い。そのため、分子生物学の内容を分野ごとに分けて本にしたもの、あるいは、ある程度内容を簡単にして、余計なところを省いてしまったものが多かった。しかし、『THE
CELL 細胞の分子生物学 第5版』では分子生物学の学習範囲を広く、かつ事細かに記されている。そのため、授業で学んだことをさらに深く学習したい学生にはもってこいの本である。 この本にはCDが附属されている。CDの中には生体内で起こっていることの動画や実際にこの本で使われている画像が収録されている。これによって、よりわかりやすい内容となっている。収録されている画像を自分のノートに貼り付けることで、よりわかりやすい自作ノートを作ることができて非常に便利である。 |
Zabbix総合監視「実践」入門 / 寺島広大著 | 電子制御工学科 4年 | 2010年6月14日 | |
この本はタイトルの通り、ZABBIXというソフトウェアに関するものである。 |
トコトンやさしいプラスチックの本 / 本山卓彦,平山順一共著 | 物質工学科 4年 | 2010年6月10日 | |
主にC科生の方へ、「トコトンやさしいプラスチックの本」をお勧めします。この本は、見開き1ページでさまざまな分野で使用されているプラスチックについて、図解を交えて紹介しています。 |
転写因子・転写制御キーワードブック | 物質工学科4年 | 2010年2月22日 | |
物質工学科で分子生物学を学ぶときや,生物コースの実験のときに利用できる本です.特に,転写の機構を学ぶ上でとても役に立ちます.かなり専門的な内容が書いてありますが,転写について学ぶときは辞書のように使うととても便利だと思います.4年生の分子生物学の講義のうち,転写について学ぶことがあるので,そのときに持っていると転写についての理解が深まります.難しい内容も書いてありますが,転写についてはほとんど全てを網羅しているので,この本があれば完璧でしょう.英語や別名でもしっかりと解説してあるのでこれを使っていて困ることはないと思います. |
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PICで楽しむネットワーク:接続機器の自作 | 電子制御工学科1年 | 2010年1月25日 | |
この本では基本的に、PIC24Hの使い方について書いてあります。PICを使うのにある程度慣れた人が読むとわかりやすいと思います。どうやってプログラムを書き込むのかわからなくても、PICライターの紹介から入っているのでとても親切でわかりやすいです。また使い方などがわからなくても汎用機器の製作を通してさまざまなことが学べます。プログラムの応用例として「インターネットラジオ」などがあり、作ってみると活用できる機器が多く載っています。わかりやすい本なのでぜひ読んでください。 |
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数学する遺伝子 | 機械工学科1年 | 2010年1月8日 | |
数学する能力は言語を使いこなす能力と同じである、という仮説から始まる。序盤をこれを検討し、中盤は数学の本当の姿を検討し、終盤は数学的思考を用いて応用する、つまりパロディー化する。数学と論理学の基底が同じであるということは昔証明された。そして、音楽と数学は似ており、脳の使う部分は同じであり、脳の働くパターンも類似する。そして、普段の会話は音楽としても脳に認識される。論理と数学の思考は左脳を使う。言語も同じである。とりもなおさず言語と思考は論理的である。昔、会話しながらフラッシュ暗算する人が左脳で計算して右脳で会話等と言っていたが嘘である。数学は幾何学的やモデル化といった作業から右脳も使う。言葉を脳内で視覚化する数学者もいる。そして、絶対音感を持つ人は全ての音のパターンを音階として聞き、視覚化して見る。視えるから間違わない。連関しているのである。 |
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キミもトライだ物理探査 | 機械工学科 5年 | 2009年12月24日 | |
今回ブックハンティングを利用して購入していただいたこの本は、「物理探査」を通してさまざまな電子部品の扱い方を知ることができる。私がこの本を薦めたいのは機械科の学生である。というのも、機械科の人は趣味が興じるかロボコン部に所属していなければ、電子部品を扱う機会を持つことが非常に難しいからである。社会的には機械に特化した人材ではなく、電気やプログラムを包括する総合的知識を有する人材が欲されている。この本は、電子部品の扱いを知った人から見れば前提知識であるきわめて重要なことから、イラストや写真を多用して解説されている。研究内容や、個人的にそのような知識が必要になったときに、ぜひこの本からはじめてみてほしい。 |
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Duo 3.0 | 物質工学科4年 | 2009年11月24日 | |
自分はこれを別売りのDUO3.0のテキストと併用して使っていました。このCDは5枚組になっていてDUO3.0のテキストの例文,見出し語,意味を発音してくれます。他の単語帳のCDとの違いは,まず最初に日本語で意味が流れ,その後に例文,見出し語,例文といった順番になっていることです。始めに意味が流れるので自然と聞いて意味が捉えられるようになると思います。また,例文の内容が面白いので楽しみながら勉強できると思います。 |
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NetCommons (ネットコモンズ) で本格ウェブサイト | 電子制御4年 | 2009年11月19日 | |
Webページを作ってみたいがhtmlに詳しくない。そんなときにCMS(コンテンツマネジメントシステム)が役に立つ。そんなCMSの内、日本で開発がされているNetcommonsの公式マニュアルである。手順も写真が多く入っておりとてもわかりやすい。操作の方法だけでなく、Webページを構築・維持するうえで必要なことは何かといった内容に2章程を当てている。そのため、CMSを使わないで行う場合にも参考になると思う。そのような進路を考えているならば、読んでみると面白いと思う。 |
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CentOSサーバー : CentOS 5対応 | 電子制御4年 | 2009年11月19日 | |
この本ではタイトルの通り、自分でサーバーを立てるのに必要な知識が一通りそろうと思う。具体的な内容としては、DNS、メール、Webなどの各サービスを立てるのに必要な設定とサーバー自体やネットワークに関する必要な知識が掲載されている。ただし、すべてコマンドラインで設定ファイルを直接書きかえる方法が採られているため、ある程度慣れが必要だと思う。また、ネットワークに関してもかなり書かれていて、理解できればそこそこの知識を得られる。授業などで興味を持ち、さらに深い部分に踏み込んでみたい人には刺激になると思われる。 |